よく消費者金融会社の金利は高いと聞きますが、本当に消費者金融会社は金利が高いのでしょうか?
2000年6月に出資法が改正されたことによって、消費者金融の金利の上限が設けられたことによって、現在の消費者金融会社の上限金利は29.2%となっています。
この29.2%というのは年率となっていますので、実際は借りた日数分を日割り計算して金利を計算して算出をすることになります。
日割り計算としていることによって、融資してもらった日に返済を完了させることも可能となっているため、短期間で返済をすれば消費者金融会社からお金を借りても金利はほとんどありません。
銀行やクレジットカードと比べると確かに金利は高いのですが、小口の融資となっていますし、無担保という特徴も持っています。
消費者金融会社では顧客の信用調査や、営業などの費用、システムの導入などといったコストがありますので、銀行と同じ金利にしてしまうと経営が出来なくなってしまうのです。
銀行の場合は大口の融資となっているため、金利が安くても運営をすることが出来ますが、消費者金融ではリスクなどもありますので、どうしても銀行などと比べると金利を高くしなくてはならないのです。
消費者金融会社は銀行などよりは金利は確かに高いですが、その分色々な人が融資をしてもらえるようになっているのです。
ここでは消費者金融に関する法律について解説したいと思います。
消費者金融に関する法律として、出資法と利息制限法という法律があります。
まず消費者金融に関する法律の一つである利息制限法についてですが、この法律では、100万円以上の融資の場合は年利15%、10万円以上100万円未満では年利18%、10万円未満の場合は年利20%とされています。
消費者金融の貸出金は50万円以下の場合が多いですので、利息制限法における消費者金融の上限金利は18%となります。
ただしこれは1年の貸し出し総額となっており、消費者金融では日割り計算とされますので、実際の金利としては上限金利の18%を下回る計算となります。
また1年で10万円未満では上限が20万円となっていることから、実際の上限金利は18%ではなく20%と考えるのが正解なのではないでしょうか。
ただ、出資法の場合は、消費者金融の上限金利が29.2%となっており、18%から29.2%のあいだはグレーゾーンとなっており、法律の抜け穴となっています。
数年前に消費者金融の法律でのグレーゾーンは解消されたのですが、消費者金融のグレーゾーンについては別の記事にて解説していきたいと思います。
2010 年 7 月 13 日
消費者金融に関する法律(利息制限法)
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